暮らすのブログ

小売店勤務アラサー。リアルです。よくお酒を飲みます

アラサーは食欲に体が追いつかなくなる

 

タイトルのとおりだ。

 

これは誰もが通る道だと思うのだけど、学生時代や20代半ばに差しかかる辺りまでに諸先輩方から「若いね〜〜!」だの「今のうちだよ〜〜!」だの言われるアレ。

あのアレを、30歳を目前にしてついに言う側の気持ちが理解できた。してしまった。

 

特に男子諸君におかれては、中高生の時代(運動部所属ならなおのこと)の食欲を思い出してみてほしい。

無限に食えたんじゃないかな。無限に食えた上に、ひと休みあるいは一晩寝ようものならすっかり空腹を取り戻していたのではないか。例えば昨晩にたらふく肉と白米を飲み込んだはずなのに、翌朝になれば同じものを同じだけ受け入れられるという無敵の内臓が備わっていたはずだ。

 

「おれはいい肉は最初の一枚でいいよ。後はタンなりモモなり赤身肉や重たくない肉食べてるからコレ(いい肉)はどんどん食べな。」と言ってぼく(21)にたらふく脂身を譲ってくれた先輩(36)。

当時は「(ラッキー!優しい人だなあ)」くらいに思ってた。今ならわかる。受け付けないんだよね。わかる(号泣)。

 

アラサーになってわかったのは、重たい食事が容易に出来なくなったことと、食べたモノがなかなかお腹から無くならなくなること。

たとえば一食で満腹にしちゃったら、丸一日くらいかけないと空腹がやってこなくなった。これはまあそうかと。燃費が良くていい事かもなあとか思ってたんだよね。

 

だけど食欲は依然としてあるんだよね。つまり“朝飯しっかり食べたから昼飯の時間になってもまだお腹はまだいっぱいのままなのに、普通にラーメンとかチャーハンとか食べたい欲はある“みたいな。いやもうバグでしょこんなの!

 

このバグとはなかなか折り合いが付かなくて、食事のペースをミスってしまうことがいまだにある。

 

この前なんて「今夜は奮発して寿司を食べるぞ」と宣言していた日に、ついつい昼間にめちゃくちゃな量の中華料理食べて夜まで満腹にしてしまい、いい寿司を不完全燃焼させてしまった。

寿司への食欲はガッツリあるから次々食べるんだけど、物理的に満腹だから飲み込んだ瞬間に後悔するんだよね。なんの苦行かと思ったよ。

 

最近こそちょっとずつ食欲を内臓に寄り添わせてご飯食べられるようになってきたんだけど、今日また葛藤があった。

 

最近初めてうかがった中華料理店が“ボリューム満点お手頃価格!“みたいな最高のお店で、これはぜったい次の休みにリピートだぞと思って今日がその日なんだよね。

 

めちゃくちゃ食べたい。でもわかってるんよ。これ行ったら翌朝通り越して翌夕くらいまで胃もたれを引きずることはさ。でも食べたい。その葛藤ね。

 

ちょっと落ち着いて考えてみる。シャワーでも浴びて考えてくるよ。